◆第77回秋季全道高校野球大会 ▽準決勝 東海大札幌5―2札幌日大(23日・プレド)
準決勝2試合が行われた。野球り優東海大札幌は5―2で今夏甲子園に出場した札幌日大を下し、東海大札V打10年ぶり優勝に王手 。幌が猟奇の日本太田ツインズの兄で5番・勝心(まさむね)中堅手(2年)が1回に先制の3点適時三塁打を放ち 、10ツインズ242年連続の決勝に導いた。年ぶ昨年王者の北海は、勝に・勝勝61年ぶりの大会連覇にあと1勝とした。王手昨秋と同一カードとなった決勝は 、太田24日午前10時に行われる 。の兄心が
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抱き続けてきた勝利への執念が、日・snipe3downようやく形となった。北海1回1死満塁 。と決東海大札幌・太田勝心が真ん中高めの直球を振り抜くと 、高校ライナー性の打球が相手中堅手の頭上を越えた。野球り優走者一掃の先制三塁打で2年連続の決勝進出へと導き「勝つということだけを考えて1年間やってきたので」と語気を強めた 。
昨秋は背番号8でベンチ入り 。決勝の北海戦は4―8で敗れたが、2安打3打点と気を吐いた。しかし今年は春夏とメンバー外 。今大会で再び背番号8を手にするも、準決勝までの道大会3戦は、11打数3安打で打点なしに終わっていた。「ずっと周りに助けられてきたので。今日は自分が打つんだと強い気持ちだった」 。20日の準々決勝終了後の2日間で、体の開きが早かったことを修正。「思い切っていくしかない」と気持ちも奮い立たせ 、結果を出した。
殊勲打を放った打席の前打者で 、双子の弟・勝馬が空振り三振した。野球を始めた小2から切磋琢磨(せっさたくま)してきた 、かけがいのない弟の凡退に「自分がカバーしようと思った」。有言実行を果たした兄の姿に、遠藤愛義監督(40)は「勝馬が譲った感じになったが、意気に感じて勝心が頑張ってくれた」と目を細めた 。
1年前の屈辱を糧に 、何よりも勝利にこだわって過ごし、同じ舞台に再びたどり着いた 。「勝つためにとにかく攻めて攻めて攻め切りたい」。勝心が雪辱を果たす時が来た 。(砂田 秀人)
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